毎年、この景色に触れに行くさおりさんです♡

博多ことぶき橋は、博多川に架かる木製の人道橋。

この博多川と那珂川とで形成されているのが、皆さまご存じ“中洲”の街であります。

そんな繁華な中洲の夜を手前に、この場所から

静かに佇み見渡すキラキラがさおりさんはスキなのです♡

 

博多人形・松月堂ビルの右脇にピタリと建つのは東京堂。

この東京堂さんは老舗のビューティーサロンだそう。

博多に在って東京堂。この屋号に情緒を感じずにはいられません。

 

〝花キク〟の文字体も、またレトロ

橋を渡り、初めてビル側の通りへ行ってみると、松月堂ビルの左手に〝花キク〟の文字を見つけました。

川の向こうから眺めているときには気が付きませんでしたが、この花キクさんは屋号が示す通り花屋さんとのこと。

調べると、こちらも創業年の古いお店であることが判明しました。

つまり、この場所に並ぶ3店はいずれも『老舗』ということになります。

これはいっそう趣深いです✧

それではちょっとここで、各店の創業年をまとめてみましょう♡

●松月堂│博多人形・博多織専門店

└1947年(昭和22) 創業77年 ※現・松月堂ビルは、1974年3月竣工

●東京堂│美容院

└1938年(昭和13) 創業86年 ※現・東京堂ビルは、1997年1月竣工

●花キク│花店

└1885年(明治18) 創業139年 ※花キクビルの竣工年は、不明

 

なんと、花キクさんは創業年が100年以上も前でした。

というより、あと10年ほどで創業150年を迎える、と言い表す方が正しいでしょう。

他2店も戦前戦後の創業で、三四半世紀をとうに超える営業年数です。

道理でさおりさんはこの一角に魅力を感じ、毎年眺めに立ち寄っていたわけです♡

このことを、確かな事実として改めて感じたのでありました。

(例えば、ある場所に何とも言えない居心地の良さを覚えるのなら、それは“自分とその場所の周波数が合っている”ということです♡)

 

ロゴの意匠が情緒的な松月堂の電飾看板

 

🐥

  

九州場所へ観戦に行く数日前、お勤めしているアパレルショップに、博多のご出身だというお客様が来店されました。

さおりさんより少なくとも一回りは先輩と思しきそのお客様は、以前より幾度かお店にお越しくださっており、その喋りのイントネーションから九州出身であることはおおよそ察しがついていました。

何の因果か福岡へ経つ日を目前にして、博多出身の方に出会う…そのタイミングの良すぎることに驚いたものです。

ここで、その博多っ子の饒舌多弁なお客様が何とはなしに話していかれた、“自身の出自”にまつわる興味深い一節を記して、今回のブログを結びます♡

 

「私の家は昔、遊郭で割烹をやっていたの。

〝しま〟っていう名前でね。

遊郭が無くなったからその割烹は閉めて、

今は水炊き屋をやってる。

本当は私も、こっちで水炊きのお店やりたいけどね」


※補足1…遊郭とは、新柳町遊郭(1903年[明治43]~1958年[昭和33]*)と思われる。現在の福岡市中央区清川に在った。

*柳町遊郭は、1958年4月1日に実施された売春防止法により消滅。

ちなみに新柳町遊郭とは、旧柳町遊郭(1601年頃?[慶長6]~1903年[明治43])の移転によってできた遊郭である。

旧柳町遊郭は、現在の福岡市博多区下呉服町に所在していた。(福岡国際センターの近くですね)

※補足2…割烹とは、おそらく料亭のことを指していると思われる。

 

🐤

 

博多川通りにて。来年も皆で来ましょう♡

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